究極の柚子生しらす

鮮度が命のしらすは、
水揚げ後すぐに処理
独自の製法で、
いつでもプリプリ食感を実現

カタクチイワシの稚魚であるしらすは、しらす干しや、ふわふわの釜揚げなどでいただくことも多いのですが、水揚げしてから数時間で鮮度落ちてしまうため、生で食すには貴重な魚といえます。でも、しらす本来の旨味と食感を味わうには、やはり生で食べてもらうのが一番、と私たちは考えていました。そのため、漁船上ですぐに1次加工し、pH値をコントロールした特別な水を使用した当店独自の仕込み方法で急速冷凍し、新鮮な状態を閉じ込めるという製法を、1年半かけて編み出しました。この独自製法は解凍したときに違いがあらわれます。別名ドロメとも言われるしらすは、時間と共にドロドロになっていき、冷凍しても解凍後にはドリップが出てしまい、本来の味わいそのものが損なわれてしまうことが課題でした。当店のオリジナル技術は、試行錯誤を繰り返したことで、その課題をクリアしたため、ご自宅でもプリプリとした食感を維持した“波平しらす”を実現させることができたのです。

湘南の新名物
「鎌倉波平柚子生しらす」
自宅で堪能できる、本物の味

獲れたての味を実現させることにこだわったからこそ生まれた、「鎌倉波平生しらす」。pH値をコントロールした特別な水を使用した当店独自の仕込み方法なので、他では決して食べられない波平だけのオリジナルの冷凍商品です。分子の細かい水を使っているので解凍しても繊維を壊すことなく、まるで獲れたてのプリプリ感が楽しめ、新鮮なしらす本来のシャキッとした歯ごたえも残ります。また生魚の独特なえぐみや生臭さもないのが特徴です。

波平店主

波木井宏幸

1961年、神奈川県生まれ。もともと旨いものに目がなく料理好き。横浜中央卸売市場の仲買いの仕事の経て、2015年に現在の店をオープンさせる。
優れた目利きと料理へのこだわりから、質の良い素材を一番美味しい状態で提供する日々。
「美味しかったよ！」お客様の笑顔を見た時が一番嬉しい。

そして、徳島県産を中心とした国産の柚子の風味をしらす1匹1匹に染みこませ、さっぱりとした味わいが実現した、「鎌倉波平柚子生しらす」。湘南の新名物にすべく、様々な味付けしらすを研究してきたなか、柚子が最もしらすに合うということがわかり、絶妙なバランスの量で柚子を配合しました。
しらす本来の味わいをじゃますることなく柚子の風味が爽やかに香るので、醤油などをつける必要もありません。もちろん、そのままご飯にのせて柚子生しらす丼でもいいですし、お酒のアテにもぴったりです。またパスタに絡めたらほんのり塩気の利いた柚子の香りがたつ和風パスタに。アレンジレシピが様々に広がります。
「鎌倉波平生しらす」「鎌倉波平柚子生しらす」ともに真空パックで冷凍しており、そのまま水につけて自然解凍するだけで、いつでも簡単にご家庭で新鮮な生しらすを味わっていただけます。
毎年1月から3月の頭までの禁漁時期であっても、波平のしらすは通年で楽しめます。2020年からは、鎌倉のふるさと納税返礼品にも選ばれています。

江ノ電が目の前を走る、湘南・腰越。2015年夏に開業した当店は、湘南しらすの水揚げで知られる、腰越漁港の目と鼻の先にあります。近年、しらすの不漁といった背景もあり、湘南しらすをわざわざ食べにきたお客様に提供できないことなどから、少しでも通年で生しらすを食べてほしいという思いが生まれました。冷凍品の研究開発に力を入れてきたのはそのためです。1年半の歳月をかけてやっと自信をもっておすすめできる「鎌倉波平　生しらす」「柚子生しらす」は、私たちのこだわりが詰まった商品です。そのほか、海鮮類は新鮮で質にこだわったものだけを提供しています。また、石川県輪島市に事業所を設け、能登半島で獲れた新鮮な魚介類も産地直送で仕入れています。素材本来の味を大切にした「鎌倉波平」の味をぜひ一度味わってみてください。